=vote

Works

実績・取組み

2024.12.05 <プレスリリース>【能登復興】のと鉄道で長崎県の福祉事業所が手掛けた商品の取り扱いがスタート~長崎から能登へ、復興支援の想いをつなぐ取り組み~

デザイン: Saori (MINATOMACHI FACTORY所属)/ 写真:坂本藍さん(のと鉄道株式会社 列車客室乗務員)

能登の復興を象徴する「のと鉄道株式会社」にて、長崎県佐世保市の障がい福祉事業所が手掛けたオリジナル商品の取り扱いがスタートしました。これは、2024年10月26日・27日に九電グループが主催した能登半島復興支援イベント「のとと、わたしと。」をきっかけに実現した取り組みです。「のとと、わたしと。」は、震災や水害の被害を受けた能登半島の現状を伝え、復興を支援することを目的に、長崎と能登の魅力を商材やサービスを通じて紹介する場として開催されました。

長崎で生まれた能登オリジナル商品
 私たち=voteは、福祉のものづくりを広める活動を行っており、このイベントを機に、能登の風景や文化をモチーフにした「カードケース」を企画しました。デザインは 、イベントにおいて映像制作に関わり、能登出身で福岡市在住の写真家・中村紀世志さんやのと鉄道株式会社の列車客室乗務員・坂本藍さんが提供した写真をもとに製作 。製作は、佐世保市の就労継続支援B型事業所「MINATOMACHI FACTORY」 と「佐世保布小物製作所」が手掛け、地域の魅力と福祉の仕事を結びつけています。


 能登からのメッセージ「待っとるわいね。」
 能登では、交通インフラが復旧したところも多く、飲食店や宿泊施設も徐々に営業を再開しています。 しかし、地震発生前のにぎわいを取り戻すどころか、9月には大きな水害が起こり、復興とはまだまだ呼べない状況が続いています。 中村さんは地域が訪問者を心待ちにしているという想いを込め、「待っとるわいね(能登の方言で待ってるよの意味)」をコンセプトに映像を制作。その一方で別のアプローチでも継続して能登の魅力を伝えたいという想いから、今回のプロジェクトが実現しました。アートを通じて復興への道のりを明るく照らし、長崎と能登を結ぶ新たな可能性を広げることを目指します。

ーーーーー
2023年12月7日〜取扱い開始。商品詳細については、のと鉄道または弊社ウェブサイトをご確認ください。(全5種類/表裏デザイン・色合い異なります)

のと鉄道 穴水駅にある「穴水町物産館 四季彩々」で常設販売。
2024年12月7日は東京都世田谷区のアクティ三軒茶屋クリスマスイベントにて販売予定。


<デザインの元となった、能登の風景・文化>

写真(4枚):中村 紀世志さん

写真(3枚):坂本 藍さん(のと鉄道株式会社 列車客室乗務員)