すべての人がアートを通じて自由に自分を表現したり、互いの感性を交感することが
できるコミュニティ・アートセンターです。障害のある人たちが個性をいかしながら
ビジュアルアーツやパフォーミングアーツに取り組むスタジオ、今を生きる人たちの
表現を紹介するギャラリー、コミュニケーションの場としてのカフェ＆ショップ、ア
ートの可能性について探求するインフォメーションセンターやミーティングルームが
あります。

＜アトリエ＞
平面作品や立体作品など様々な表現活動が行われています。一人ひとり違う表現や制
作リズムを大切にして、間仕切りのあるスペースで創作しています。メンバーの作品
をもとにしたオリジナルグッズの制作や作品のデータベース化にも取組んでいます。

＜テキスタイル＞
手織り部屋ではたくさんのメンバーが織り機を使っています。織り機は身体状況に合
わせてカスタマイズされた個人専用のもの。メンバー自身が織りたいイメージの糸を
選び、布を織り、 ショールや雑貨に仕立てています。またメンバーによっては織物以
外にも羊毛フェルトを使って自由に楽しく制作しています。

＜創作＞
メンバーが思うがまま感じるままに自由な素材と方法で表現をしています。ときには
地域の方などからいただいた不用品や端材で新たな作品がうまれることも。刺繍をし
たり布に絵を描いたり、絵や文字をパッチワークしたりと表現の仕方はメンバーそれ
ぞれです。

＜陶芸＞
年間2000個を目標に、ヒット商品の土鈴「厄除鬼」を手作りしています。厄除鬼の制
作ではほとんどの工程をメンバーが担っています。またイラストなどの転写シールを
用いた食器も製造しています。2021年からは、土や釉薬の表現を楽しみながら自由に
制作する「創作陶芸」のプログラムもスタートしました。